また、すごいカスタムが現れました。
TAVAXさんのGS1000Sクーリーです。制作途中は見ていたのですが、しばらく顔を出さない間に完成して納車になってしまったと聞いており、見られずに残念と思っていたのですが、KUROCCO(くろっこ)が南海部品の箕面店にとちとちと買い物に行っているときに偶然いらっしゃっていまして、オーナーさんに、サイトへの掲載許可はいただいたのですが、お名前を伺うのを忘れていました。ご存じの方いらっしゃいましたら、ご一報くださいませ。(その後、オーナーの長嶺さんよりご連絡いただけまして、晴れて正式にお名前を掲載することが出来ました!)
全体的な構成としては、KUROCCO(くろっこ)のカタナと似ていますが、細かいところに、TAVAXさんの細かいこだわりな作業が見受けられる一台です。
なお、ホントに偶然だったため、デジカメがなくて、携帯のデジカメで撮影しているため残念ながら、画像がイマイチなのと、長嶺さんが用事があるとのことで、許可をもらってから1分程度しか撮影する時間がなくて、4枚しか写真が撮れていないので、また、ゆっくり見せて頂きたいモノです。
■リア周り
KUROCCO(くろっこ)のカタナと同様の、アルミシートレール化がされております。違うのはシートステイからシートレールにかけて補強が入っているところですね(ショックアッパーマウント後部)。これは、僕も付けて欲しかったのですが、コンセンサス不足で実現しなかった部分で非常にうらやましいです。
シートレールの下には、大型のオイルキャッチタンクが搭載されていますが、見事に磨き上げられてよく光っております。雨の日に走るのは大変そうですね。(^_^;
スイングアームはウイッシュボーンタイプで、これまた僕がやりたいことを先取りされてしまった感じです。よく見ると、リアディスクもワンオフっぽい、、、ホイールは前後マルケジーニのようです。
サイドカバーもアルミ製のワンオフで、「これでもかっ」てな仕様になっていますね。
■フロント周り
まず、目を引くのがエンジン、え?1100カタナのエンジン??( ・_・;)
実は、GS1000Sのエンジンを壊してしまったそうで、パーツの供給難等とあわせて、カタナのエンジンにスワップしてしまったとのことです。この辺りは好みの分かれるところでしょう。
また、それに伴い、マフラーもヨシムラのカタナ用バナナ管が採用されております。
オイルクーラーのステーもワンオフで、なかなか渋い形をしていますね。
フロント周りも圧巻で、まず目立つのがワンオフのフロントフェンダーと、フェンダーステー。これでずいぶんとスペシャル感がアップしていますね。フォークも何用かは分かりませんが、旋盤で削って、ワークスの削りだしフォークのような質感を出しております。多分ブレーキローターもワンオフ、ロッキードのキャリパーブラケットもワンオフ。。
この写真の角度からは見えませんが、トップブリッジもTAVAX製のモナカ合わせの中空タイプを採用して、ワンオフのオンパレードですね。(^_^;
■斜め後ろからの眺め
ZERO製のシートの形状も相まって、非常にスパルタンなイメージに仕上がってます。
個人的には「これでパイプハンドルでビキニカウルがフレームマウントだったら」と思ってしまう部分もあるのですが、好みの問題なのでしょうね。
正直、KUROCCO(くろっこ)のカタナもなかなかのレベルにまで達してきたと、自分の中では悦に入っていたのですが、こんなのを見てしまうと。。。
世の中凄い人と凄いバイクがまだまだありますね。。(^_^;