トップページに戻る(144×40バナー)
スズキGSX1100SとMLのページ
マッハとマッハ日記のページ
カスタムバイクと友人のバイクの紹介
ツーリングとOFF会
ラリー・ダートラ等の4輪のモータースポーツ
コンピュータに関すること
子供部屋
掲示板 お気軽に書き込んでください
チャットは毎週日曜日23時から!
リンク (相互リンクお願いします)

Powered by
appleple.com

管理人(KUROCCO()にメールを出す直前のページに戻る

■ TAVAXのオーナー、田端さんの究極の「Z」 ■

「10年間色あせない憧れ」僕の表現での田端さんのカスタムバイクってこうかな???

KUROCCOは10年以上前に雑誌で見た、田端さんの創ったカスタムバイクが未だに脳裏に焼き付いています。今回、ご厚意で、自慢のZをうちのような流行らないサイトで紹介させて頂く許可を得ました。

快諾して頂いた、田端さんには大変申し訳ないのですが、自分の表現や写真撮影の稚拙さで、このバイクの魅力の1割も表現できていないような気がしますが、憧れのカスタムを自分のサイトに掲載できるというのは本当に嬉しいです。ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ

元画像へ

この写真を取らせて頂くにあたって、普段、提携関係にある、History's Collectionを通してカスタムをオーダーしているKUROCCOは初めてTAVAXさんを訪ねました。(当初は単に一回実物を見てみたかっただけ)

実は、カスタムバイクのミーティングやOFF会などで、「TAVAXは敷居が高い」とか「田端さんは気むずかしい」という噂を聞いていて、結構ビクビクしながら訪ねてみてみたのですが、実際の田端さんはとっても気さくで面白い方で、缶コーヒーなどご馳走になりながら、たっぷりとこのZの制作に関することやバイクに対する思い入れを伺うことが出来ました。\(^_^)/

田端さんとお話をしていると、僕と同じように、TAVAXを敷居が高い入りにくいお店と勘違いされている人は多いらしく、「なんでだろ?」と首をひねっていらっしゃいました。で、一言。「TAVAXは入りにくいショップじゃないですよ!!」

本当に自分のZが好きで、商売用のデモマシンではなく、自分が気に入った形のバイクに乗りたいという理由でこのZを作られたというのはとっても感銘を受けました。

わざわざ「写真を撮りやすいように」と店内でバイクを移動して下さったのに、うまく紹介できていないのが我ながら歯がゆいところですが、一端でも伝われば。。。と思っております

■□■ お品書き ■□■

元画像へ@全体
雑誌等でこのバイクで大きく取り上げられているのはF1ばりの上方排気システムのようですが、個人的には、このZの凄いところは、これだけ外装部品の形状が全て違うのに、間違いなく誰が見てもZの形をしていることが凄いと想います。
また、世間で、遠目で見て「こんな感じのカスタムかな?」と思って近付いたら、やぱしその通りだったという所謂、「定番」と呼ばれるカスタムが氾濫しているのに対し、近付けば近付くほど、手の込んだ造形や面白いアイデアなど新しい発見にあふれていて、好きな人なら当分このバイクから離れられないこと間違いなしです。

元画像へAテールカウル周り・上方排気システム
KUROCCO(くろっこ)が実物を見て、一番気に入っているのがここです。
外から見たら補強入り鉄フレームだが、シートレールの見えないところがアルミ化されています。
テールカウルはアルミの叩き出しで、中には上方排気のサイレンサーを囲むように羽のような部品が。。これ、実はオイルキャッチタンクとウインカー・テールランプ・ナンバーステーを兼ねているのです!!どういう発想ならこんなカタチを思いつけるんでしょうか?
カタチは全然違うモノの、KUROCCOのカタナにもこのデザインのエッセンスが取り入れたいです。。。

元画像へBテールカウル周り・上方排気システム(上から)
上方排気の排気口。ここも非常に繊細な作りになっています。
アルミワンオフのシートカウルの上に、上方排気の排気口を出すためのプレート。。複雑な形状です。
ウインカーステーもまた独特の有機的なデザイン。
また、フレームを広げてチェーンラインを出したという200幅のリアタイヤが細いテールの造形に対し、アンバランスにズ太いことで、迫力アップに貢献しています。

元画像へC上方排気システムのチャンバー室
集合したエキパイは、このチャンバーで一旦膨張して、その後テールパイプ→サイレンサーに流れていくわけですが、このチャンバー室の形状!
有機的というか、エアロフォルムというか。。昔流行ったネイキッドのアンダーカウルの後ろ部分が発達したような感じでしょうか?フェンダーも兼ねるような感じでタイヤに沿って優雅なラインを描いています。
まだ、音は聞いたことがありませんが、相当、独特な音がするそうです。
また、別項でも紹介しますが、ステップ取り付け部の造形もあっさりとしていながら素晴らしい造形になっています。

元画像へDスイングアーム周り
スイングアームは、(多分TAVAXオリジナルタイプの)ウィッシュボーンタイプと呼ばれるモノ。こうすることによって、サイドカバー側を切り欠いて追い込まなくとも、十分なレイダウン角とストロークを確保できると言うモノです。
また、リアのキャリパーステーが凄い!2枚あわせの中空タイプでモナカ状になっています。デザイン要素の方が大きいのですが、見た目的には非常にインパクトがあります。
このスイングアームとリアキャリパーサポートはKUROCCOのカタナにも採用する予定です。

元画像へEピボット・ステップ周り
先ほども少し触れましたが、ステップは、フレーム別体のステッププレートを介さない、フレームへダイレクトマウントするタイプ。マスターシリンダーも同様だが、逆にあっさりしていて新鮮に映る。
ヒールガードは、角のような形状のモノが装着されているが、KUROCCOはこれも狙っている。(効果は聞かないで)
ピボット周りとガセット部も新造。こんな仕事が出来るところって他にありますか??
チャンバーの形状はこちらの方が分かりやすいかも知れませんね。

元画像へF外装・エンジン周り
外装周りは、全て、ワンオフによる叩き出しで作られている。ノーマルの雰囲気を色濃く残しながら、相当ボリュームアップしているのが分かる。
ご本人曰く、サイドカバーのデザインが一番気を使ったそう。何度も型紙などを当てて形状を検討してこの形に至ったと言うことです。
エンジンは自家塗装でブラック。Z1000Aのエンジンのようだが、Zには詳しくないので不明。パワーは十分と言うことでノーマルだが、TMRキャブを装着して、件の上方排気で抜いている。

元画像へGフロント周り
フロントフォークとブレーキはホンダ車の流用なのですが、車種は忘れました。(笑)
フォークにはワークスの削りだし風に、旋盤で加工が施されています。ブレーキのフィッティングは最低限のサイズのモノを削り出されています。ディスクインナーも削りだしワンオフ。フェンダーは叩き出しと、贅沢な作りになっております。
三つ又とトップブリッジについては、TAVAX名物(?)の中空タイプがおごられています。
あと、オイルクーラーに注目!オイルクーラー上のインテークは、方法排気のサイレンサー近くまで繋がっており、テールパイプを冷やしています。面白いアイデアですね。
エキパイについては、「マフラーはやらない」とおっしゃっている田端さんには珍しく、自らの手曲げ。形状的にピッタリ来るモノを模索していたらこうなったんでしょうね。

冒頭で、「魅力を伝えきれない」と書いたのがなぜだかご理解頂けたのではないでしょうか?僕のつたない表現力では、頁数ばかり増えて、内容は伝えきれないようです。
ただ、また、10年以上心に焼き付けられるような作品を見てしまった感動をお伝えできれば、と思います。

Last Update : 2003/06/29

直前のページに戻る