■Mammy号慣らしで。。。
走行距離が(推定ですが)少なくて、エンジンの異音も少なくかかりの良かったS3ですが、そこは現状販売車、Mammyが乗る前に、トラブル出しをきっちりやって、ある程度安心できる状態にしようとは思っていたのですが、年式が年式だけに、やっぱチョロチョロとトラブルが出てきますね。(笑)

■スッカスカ！＆ドバー！
納車してもらって、慣らしにトリプルワールドまで走ることにしたのですが、調子よくエンジンをかけて発進しようとアクセルをグイッと開けると、「プスン」とエンジンが止まってしまいます。

仕方ないので、色々試した結果、じわーっと5000回転程度までアクセルを開けると何とか発進できる様子です。「慣らしもクソもないなぁ」と思いながら5000回転キープで奈良まで走ります。

走っている間に色々試してみたのですが、
・アイドリング→いい調子
・1500〜4000回転→スッカスカ
・4000回転以上→いい調子
というのが現在の症状のようです。

パワーフィルター仕様なので、ジェットが合っていないか、ニードルのクリップ位置の問題だろうと大まかな予想を立てながら走っていたところ、今度は交差点で信号待ちしていたところ、燃料がドバー！です(苦笑)。

漏れた燃料がクランクケースの窪みに溜まり、テンプラが出来そうなぐらい、グラグラと沸騰しています。(^_^;

やっぱ一筋縄ではいかないのね。。。(笑)

■大胆なクリップ位置
トリプルワールドさんについて、症状を相談したところ、やっぱクリップ位置が怪しいと言うことで早速キャブをバラしてみます。

すると、クリップ位置が、ニードルの一番上(全５段中)になっているではないですか！これでは確かにメインジェットへの繋がりまで薄くなりすぎるはずですね。「アメちゃんのやることはよくわからんなぁ」とか話しつつ、１段ずつ下げて症状を見ていったところ、下から２段目(上から４段目)で、最もフィーリングが良くなる(ノーマルは３段目)ようなので、その位置に決定。

メインジェットは92.5番(ノーマルは85番)が入っていて、上の感じは良かったのでそのままです。

■ドバー！の原因
こっちの方は、イチバン左のキャブからダバダバ漏れておりまして、フロートが壊れているか、フロートバルブが原因だろうと決めつけていたので新品にサクッと交換してみたのですが、一旦治ったように見えて、また後日漏れてきました。

結局、ちょっとだけ油面を下げてみたところ完全に治ったので、油面が高すぎたのだろうと判断しました。KUROCCOが乗るだけなら薄目が楽しそうなのですが、Mammyが乗るにはアンパイを取る方がいいと思っていたので、下げるのは少し不安でしたが、オーバーフローするのでは仕方ありませんので。。。

しかし、冷間時はオーバーフローしないというのも解せないです。パーコレーションを起こしているようには見えないんですけどねぇ。。