■価値観の変化
マッハを購入してちょうど1年と1ヶ月、色々なマッハを見て、自分なりに情報収集をして、徐々にマッハに対する自分の考え方が固まってきました。で、やるならカタナのような、コッテコテのカスタム車両か、フルオリジナル(ブレーキ除く)かしかないと考えるようになってきました。
でも、0.5mmオーバーサイズのピストンが入っているとはいえ、4万マイル以上走行のH2BのエンジンをH2に搭載して、チャンバー&パワーフィルターでちょこちょことしたトラブルに対応してきたKUROCCOは「マッハの本来の状態ってどうなんだろう?」という疑問がずーっとあって引っかかってきていたのも事実です。
■チャンス到来!?
で、実は、今のマッハ購入後半年ちょっとで「購入車両、変更!」のところで購入を断念した極上H2Aへの買い替えを検討したことがあったのですが、実は、H2Aは既に売れていて、納車されていないだけだったということを知って、非常に残念でした。
それが、トリプルワールドさんからゴールデンウィーク中に連絡があって、諸般の理由により、現オーナーが手放されたとのこと!しかも走行距離は200マイルちょっとしか伸びていません。
しかし、追い金は、KUROCCOの今のH2のほぼ購入価格!ダメモトでMammyに相談してみます。。え?????ホントに買ってもいいんですか!!??(^_^;
■さらに悩む
しかし、H2を無理言って購入してまだ1年と1ヶ月、そのあと、デスクトップパソコン、ノートパソコン、インプレッサの限定車(新車)と、この1年で自分の買い物を、前の会社の年収分ぐらいしていたので、さすがのイケイケなKUROCCOも悩みました。
大御所な人達に較べれば全然ですが、この1年間、愛情を注いでメンテしてきたことでぐっと愛着の沸いてきている、青いH2、リプロのノーマルマフラーも予約して、「これからキャブやエアクリーナーをいじれば青マッハも結構いい線に行くのでは?」とか考えると、家族の負担が大きすぎるH2Aへの買い替えは気が引けます。
信用できそうなベテランマッハ乗りの方に失礼ながらも直メールで相談したりした結果、やはり今の青マッハでとことん頑張ってみるのが、隅々まで分かった自分のマッハになるし、いいのではないかと考えるようになりました。
■試乗させてもらう
でも、違う面で考えると、今のH2のエンジンをクランクからピストンからクラッチハウジング、ミッションに至るまでやれば、もうH2A購入のための追い金までもう少しです。
しかも、相手はフルオリジナル。外装に関しても、シートカウル以外は全てオリジナル塗装という極上車です。頭の中で割り切っても、簡単には諦められません。(^_^;
で、メーターも一概にあてになるモノとは言えないし、試乗させてもらって多分、それほどの差はないだろうし、それなら「そんなに差はないじゃん!」ということで諦めようと、試乗させて頂くことにしました。
「程度がいい」というのがどういうモノなのか知っておくのも青マッハを仕上げるのにメリットですし。。
■全然別モノじゃん!
Mammyとりょう君が見守る中、エンジンをかけさせてもらうと、まず驚くほど異音がしない!クラッチハウジングやミッション辺りから聞こえてくる音がほとんどしません。
そして、走り出します!憧れのノーマルマフラーと、ノーマルエアクリーナーの効果か、中速のつながりも抜群。僕のH2のように不整脈のような加速の仕方ではありません。で、長い直線で引っ張ってみます。カッチリしたタッチ(あくまでマッハとしては)のシフトを掻き上げていくと、これまた、フレームも不思議にしっかりした感じで、すごく安心感があります。
試乗している間中、ずっと考えていたのですが、どこをどうやれば自分のマッハがこんなフィーリングになるのか、いくら考えても答えが見付かりません。
「全部」ですか???(^_^;
■で、購入決定!
ということで、試乗から戻って、Mammyに、「ごめん。これは違いすぎるので、買わずにはいられないわ。」というと、Mammyも実はKUROCCOが諦めようと思って試乗していたのを分かっていたらしく、「諦めようとしていたのに、それでも欲しくなるほどだったんなら」と、快く(?)購入許可を出してもらえました。
少しずつ少しずつ今の青マッハを仕上げていこうと思っていましたが、こういうわけで、購入決定です。
お金に余裕があるわけでもなんでもないのですが、家族が協力してくれた賜だと思っています。これからは、現状のよさを少しでも長く維持できるように、また、もっと良くなるのならば、その手間も惜しまずに頑張っていこうと思っています。