■オイルは必ずチェックしましょう
このところ、お仕事の関係で、メンテナンスはおろか、なかなか乗ることも出来なかったH2、得意先に行くのに、私服でOKなのと時間的なゆとりがあったので、久々にマッハの出動と言うことにしたのですが。。キックでガシュッ!ガシュッ!。。。キックが異常に重いなぁ。。で、キックと格闘すること約5分。「パラン・パラン・プスン・・・・」ってあれ?(^◇^;) なんかサイレンサーから全然煙が出ていなかったような。。
実は、前に2stオイルを満タンに補充してから100kmも走っていなかった(普段は300kmぐらいは余裕で大丈夫)ので、2stオイルはチェックしていなかったのです。で、恐る恐るオイルタンクを見るときれいにからっぽ!で、オイルラインを辿っていくと。。オイルラインも空っぽ!!「ひえぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっっっっ!!オイル管理ミスでエンジン焼き焼きか!!??」
「さっきエンジンがかかったのが最後のトドメだったかも。。」と思いながら、キックを降ろしてみると、一応キックは降りるので溶着という事態までは至っていないようです。最初、プラグ穴からオイルを入れて、エンジンをかけてみようかとも思いましたが、オイルポンプまでもオイルが回っていない現状を思い出して、結局その日はエンジンをかけるのは断念することにしました。。
■10月05日:いよいよチェック!
これで白い粉を吹いていたりリングが溶けていたりするようなら残念ながらボーリングして、既に0.5mmオーバーサイズが入っているので1.0mmを放り込むしかないでしょう。。そうなると概算ですが、ピストン15,000円×3個プラスボーリング1穴8,000円×3穴で自分でやっても7万円仕事かぁ。。。あ、ガスケットもいるなぁ。。
■で、ご開帳!!
中身は右の写真の通り。ヘッドもシリンダーの内側もカラッカラに乾いていまして、あとクランクが数回転していたら、間違いなくアウトだったのではないかと思える状態ですが、ギリギリ使えるかも、という感じです。
気持ちよく安心して乗るために、思い切ってオーバーサイズをブチ込もうかとも思ったのですが、現状の経済状態と単なる興味とで、このピストンの命が尽きるまで、使い切ってやることにしました。
ということで、ヘッドのカーボン落としとヘッドガスケット交換程度で作業は終了!しばらく馴染みをとってやらないと怖いので300km程度はあまり回さずに様子を見ようと思っております。
■今回の反省
しかし、オイルの管理ミスって、マッハオーナーは誰もが通る道だとは聞いていましたが。。チェックしていないときに限ってこういうことって起こるもんなんですねぇ。。。勉強になりました。。(^◇^;)