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■ 7月6日〜7月20日:高回転域での失火っぽい症状の原因を追え! ■

前のトラブルのとき、H2を代車に借りて帰ったのですが、僕のH2とどうも違う。。要は僕のと比べて、高回転がスムーズなのです。最近やっと慣らしも終わって、上の回転を使い始めて、H2というバイクの高回転域が単に荒々しいのだと思っていましたが、どうも違います。改めて冷静に分析してみると、高回転域で僕のH2は車の点火カット式のリミッターが不規則にかかるようなフィーリングなのです。

これでは安心して1速2速が楽しめません。3速ぐらいになると、慣性が大きくなって、それほど感じなくなるのですが。。やはり気持ちのいいモノではありません。

当初、燃料系という原因も考えたのですが、唐突な感じなので違うかな?と。。プラグの焼け具合も正常だし。。。

で、パワーバンドから急激に振動の増えるH2のエンジンの特性から推測するに。。
・プラグキャップが振動で接触不良を起こす
・CDIの半田付け部が剥がれかけで振動による接触不良を起こす
という二つの仮説を立てました。

それではやってみましょう!

元画像へ■おっぱい型プラグキャップを交換せよ!
H2、というかマッハシリーズは、ノーマルでは、この通称「おっぱいプラグ」と呼ばれるプラグキャップを装着しています。
このプラグキャップ、ジミ〜な感じで別にどうも感じていなかったのですが、マッハツーリングに参加したとき、みんなに乳首の部分をクリクリと弄ばれてショックだったので、元々ガタも多くて怪しかったので、サクッと交換することに!

元画像へ■やぱし。。やばかった。。。
外したノーマルのプラグキャップ。外は酸化して細かいヒビだらけです。中身の方も予想通り金属部分が真っ青に錆びて、元の状態も分からない状態になっています。どうやって通電していたのでしょうか??(^_^;)
ハメてもなんか手応えが薄かったのはこの辺が原因なのでしょう。。
写真が増えすぎるので、省略しますが、ケーブルも外のチューブはヒビだらけだし、中の銅線は青サビを吹いているしで結構な状態。。交換するべきなのでしょうが、ケーブルだけの交換は出来ないし、とりあえず今回は予算もないし、キャップだけで。

元画像へ■NGKのあずき色プラグキャップに
というわけで、とりあえず、NGKのあずき色のプラグキャップに交換しました。色付き(黒とか青)のもっとカッコイイのが欲しかったのですが、いらん機能が付加されて、値段が高いのし、ここには3000円しか予算を立てていなかったので、自ずとこれに決定せざるを得ませんでした。
写真を撮った時点では、真ん中のプラグキャップはちゃんとはまっていなかったようですので、またつけ直しましたが。。
まぁ、ダッサいデザインも昔のバイクにはいいかな?と自分を納得させる。。

■試乗!
エンジンをかけてみると、いきなりアイドリングがスムーズな感じになっています。「こりゃ期待できそうだ!」でも、こんなので治ったら面白くないなぁ(自虐的)。。
さらに、走ってみると。。。低速トルクは明らかに改善されている感じです。上の方は中央環状線ではなかなか試しにくい。。で、引っ張ってみると、あれ?いいような。。よく分からないなぁ。。とか言っていたら雨が降り始めたので急遽帰宅。。

■7月7日、再試乗
雨が降らないのを見計らって、約20kmほど試乗!あれ??治ってます。。(^_^;)
これまで、「ここからまずやってみよう」では治ったことがなかったのに、今回はあっさりと完調に!あまりに呆気なくて自分が一番驚いてます。大阪マッハさんにあるFAQの通りでした。。次なる対応を楽しみにしていた方々、申し訳ありません。
完調になったH2は、スムーズな加速で、2速でレッドまで回してもすごくスムーズな感じ。振動も少し減りました。

ということで、CDIとか付け替える必要もなく終了〜!!
と思っていたら、思わぬ伏兵が。。。

元画像へ■7月11日:チョークプランジャーのチェック
大阪マッハクラブさんのBBSにて、指摘されていたチョークプランジャーのチェックなのですが、プラグキャップ交換で、随分調子が良くなったモノだから、それほど危機感をもって取り組んでいなかったというのも正直なところでして。。。
ある筋で、プランジャーをチェック、交換するならキャブを外して云々という噂を聞いて、どうせ新品交換するからその時にゆっくり見てみようぐらいの姿勢だったのです。が、実は簡単に取り外せるんですね。。スパナ一本で出来ました。。では、先輩オーナーから新品交換を勧められる、チョークプランジャーとスプリングを観察してみることにします。

既に19時を回って、薄暗くなり始めていたモノですから、デジカメでフラッシュを使ってマクロ撮影をしてみました。すると・・

元画像へまだ新品を見たことはないのですが、どうもこのプランジャーの底面のゴム部分に出来たドーナツ状の凹みは、スタータージェットを押さえ続けることで出来たモノらしい。。
しかも、その凹み部分には無数のヒビが。。。
こりゃ、イカーン!!です。プラグキャップで相当本来の状態に近付いたと思っていたKUROCCOは頭から冷水をぶっかけられたような気分です。。
ここがちゃんとスタータージェット(表現正しいか不明)を押さえていないと、チョークをもどした後もずっと過剰に燃料が供給され続けている状態になるわけだから、パワーバンドに入る前後の思ったるいフィーリングのうちのいくらかの要因も含んでいるかも知れません!
プランジャーの周囲にも傷が結構ついていて、これで戻りが悪くなっても同様の状態に陥るそうですし。。
これは早急に交換が必要そうです。。バネも細かいサビのようなモノが見られますし。。。
うーん。。。ジローさんの「マッハは永久にテスト走行が続く」という言葉はどうもホントなのかも知れません。。

元画像へ■7月18日:スタータプランジャー届く。が。。。
発注していたスタータプランジャーが届いたので、早速取り付けます!の前に、最近よく指摘されているので、一旦家に持って入り、まず、古いモノと新しいモノをじっくり比較してみることにしました(右写真参照)。
あれ??プランジャーの形状がちょっと違うんですが。。しかし、直径と全長と、ワイヤ取り付け用の切り欠きは同じだから多分付くだろうけど。。対策品に変わっているんならばいいけど、僕のはH2Bのエンジンで、H2の純正部品の方が対策品に変わっている可能性は少ないでしょうね。。
で、スプリング。。。見るからに長さが。。元のは22.5mm、新品は25mm程か。。。まぁ、30年間プリロードがかかっていたんだから、1割ぐらい縮んでも不思議はないか(?)。。
もしかしたら、よりプリロードをかけて、戻りを良くした対策品??
と、どこまでも自分に都合のいい解釈しかないKUROCCOですが、やっぱりちょっと心配。。。

「ま、なんとかなるだろ♪」と取り付けようと思ってマンションの外に出たら。。(((‥ )( ‥)))雨!!本日の作業はこれにて。。。_(._.)_

■7月19日:無事、インストール完了!
で、翌日、雨の間隙を縫って、早速取り付けてみました。新品だけあってバネが強く、縮めるのに苦労しましたが、問題なく取り付けは出来ました。大丈夫かどうかは走ってみないと分かりませんが。。試走に行こうと思ったところでパラパラと雨が降り、しかも、ねじさんとの約束を忘れてた!電話を頂く直前まですっかり忘れていました。。。(^_^;)
梅雨だけあって、天気に翻弄されるなぁ。。最近。。。

■7月20日:ツーリングでテスト
ぶっつけですが、KBM祭りに行く約束をしていたので、その道中約300kmでテストをすることに。。(^_^;)

えっと、引っ張っていくと「バイーン→ブリブリブリ→パーーーーン!!」って感じです。(。_・☆\ ベキバキ 要は、中間域(4000〜5000回転)のモタつきが改善するかと思ったのですが、「改善したかも知れない」という程度の効果で、残念ながら、今回ははっきりした体感には至りませんでした。

しかし、プランジャーが怪しい状態だったのも事実ですし、ここを安心できる状態にしたから次のステップにも進めるってもんですね。幸い、怪しいところはまだナンボでもあります。。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!

パワーフィルター仕様なので、ノーマルのセッティングデータが必ずしもあてにならないのが哀しいところですが、次はニードルのクリップ位置の変更をして、効果を見ながら最近リプロダクションで入手可能になったNJの交換までを課題にしていこうと思います。
とりあえず、このページは長くなり過ぎなので、ページを変える予定です。

Last Update : 2003/07/23

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