トラブル出しツーリングで出た1速の抜けですが、馴染みが取れたらマシになるモノか様子を見ていたのですが、どうにも良くならないようなので、ゼンシンから届いたチャンバー装着と一緒にオーバーホールをしてもらうことになりました。
■ヘッドを開けると
ヘッドガスケットからオイルが漏れていたので、ついでに交換。ピストンヘッドとご対面!ずっと気になっていたピストンなのですが、コンマ5ミリのオーバーサイズが入っていました。シリンダーも、ポートから覗いたときの評価と一緒で、まずまずの状態と言うことで一安心。
やっぱり開けると安心できるなぁ。。。
■赤いスライム状の。。。
ミッションは結局、1速以外は問題なかったので一安心。1速についてはシフトフォークも含め、全て交換し、ベアリング類も全て新品に交換した。
作業は、順調に見えた。が。。。
この赤い液体ガスケットが、本来は完全に乾燥しないタイプなのに、10年以上の歳月を経て、カリカリに固まってこびりついており、剥がれない。。カッターでひたすらコリコリと剥がし、オイルストーンで研磨。。いったい何時間かかったんだろう?
■クラッチディスク交換
クラッチディスクについては、問題はなかったのだが、社外品のベースの薄いモノが使われており、これが薄さのせいで、ハウジングに対して攻撃性が高く(面接触が線接触に近くなって)ミゾが付き始めていたので、大事を取って、ノーマルのモノに変更する。
■チャンバー装着
前日からの作業も、日を回って、18日の朝になってしまいました。
いよいよ、最後の作業、チャンバーの装着です。レプリカ世代のKUROCCO(くろっこ)は、チャンバーはサイレンサー別体タイプでないとイヤだと思っていたのですが、マッハの世界に出入りし始めてから、サツマイモのような一体型も好きになってきていたので、ちょっと名残惜しいような。。。
しっかし、クリアランスのないチャンバーだなぁ!これなら、排気漏れが少なそうでちょっと安心かも。。。
出来上がり