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■ 500SSシリーズの私的感想 ■

ライディングに全く自信のないKUROCCO(くろっこ)は、普段、余程仲のいい友達(にっしぃとかミカポン)のでない限り、バイクを借りて乗ると言うことはないのですが、例外となったよっぽどの3台が、マッハを購入する引き金となった、トリプルワールドのH2改とマッハマスターのH1E、それに、このKAです。

KAとH1E、新旧2台の500SSに乗らせてもらってちょっと思うことがあったので、僭越ながら感想などを書いてみようかという気になりました。

シロートの戯言ですので、マッハマニアな方はくれぐれも読み飛ばして頂けるようにお願いします。

元画像へ

元画像へ■後期マッハ(H1E)
一部で有名な、マッハマスターの500SSです。僕がマッハの購入を検討しているときに、乗らせて頂きました。僕にとっては人生初のマッハです。

乗らせてもらうときには初の旧車の2ストロークということで、相当の覚悟をして乗ったのですが、これが単純明快に、「楽しい!」の一言でした。

マスターのマッハにはダイナ3000が装着してあったので、厳密にオリジナルとは言えないのですが、ブリブリブリと低速で加速していき、パワーバンドに入ったら、気持ちよく「パイーン!」と吹けきります。

その後試乗させてもらったトリプルワールドのH2改ビッグキャブ+チャンバーと比較すると、低速が適度にないおかげで、H2ほど怖くない高回転が非常に気持ちよく感じるエンジンで、コーナリングも大径で小幅なタイヤのおかげで軽やかに切り返しが決まります。

ラバーマウントのエンジンのおかげで、振動も少なく、ブレーキが頼りないのを除けば、安心して楽に乗れるヒジョーに楽しい1台でした。普段乗りに選べと言われれば、今でもこれを真っ先に選ぶと思います。ブレーキは替えるでしょうけどね。。

ヘチマラインは正直なところ、イマイチ好きになれないのですが、カタナラインなら是非欲しいと思いました。

元画像へ■初代500SS(KA)
僕が歴代マッハシリーズの中で、デザインが2番目に好きなのが、このKA(今はH1Bのビミョーなダサさがやけに格好良く見えていい勝負になってきていますが)です。

マッハシリーズは元々、僕の産まれた年でもある1969年に発売された500SS(KA)のヒットを受けて、排気量のバリエーションを増やしていったモノなのですが、やっぱ、オリジナルの第1号というのは、一番そのシリーズの個性が出るモノなのでしょうね。

耳学問の中で、マッハシリーズの、「曲がらない、停まらない、まっすぐ走らない」とか「3速でも竿立ち」とかいうのは前輪荷重が少なくて、フロントドラムブレーキのこの初代を指すらしい(初代のさらに初期ロットはツインポートでさらにピーキーらしい)というのがあって、売り物のバイクを乗っていいよと言われて、恐る恐るエンジンをかけました。

始動は、キーを捻ると「キーン」というCDIの音とともに始まり、数発のキックで非常に簡単にかかりました。

で、乗ってみると、間が空いているので、正確な比較とは言えないのですが、H1Eと較べて、適度に低速が少なくて、より上を楽しめる感じが強調されているような感じでした。

元画像へハンドリングについても、一人で自分のペースで走っている範囲では、コーナリングで怖い思いをしたり、直線で振られたりと言うことはありませんでした。

ただ、ブレーキが。。。調整前と言うことを差し引いても、あまりに効かない。。あまりの制動の悪さに、ブレーキをかけたときに、逆にバイクが加速しているような錯覚を受けるほどでした。

でも、デザインとエンジンの楽しさ、と考えると、KAはすごく魅力的で、この個体については値段のあまりの安さと相まって、思わずローン用紙に(もれなく離婚用紙にも)ハンコを押しそうな魅力がありました。

僕は、マッハシリーズで最初に憧れたのが初期型H2だったという流れもあって、H2を購入し、満足もしていますが、そこまでのこだわりもなくて、マッハシリーズの面白さを存分に味わいたいという人には、ひょっとしたら、500SSシリーズの方がオススメなのかも知れません。

久々に、中間排気量の面白さを激しく感じてしまったので、シロートインプレッションを書いてしまいました。。(苦笑) 今からマッハを検討している人の参考になれば幸いです。

■追記:マッハマニアな方からの補足
マッハマニアな方は読まないで、とお願いしていたのですが、マッハマニアの方から補足を頂きましたので、KAの名誉のために追記しておきます。

僕が乗らせてもらったKAのフロントのドラムブレーキですが、その後、同じKAオーナーが乗ったところ「あまりに効かないのですぐ調整しよう」ということで、調整したところ、3倍ぐらい効くようになったらしいです。

その話を聞いて「あの時の3倍なら、僕のH2のロッキードの半分ぐらいかな?」と聞いてしまったのはここだけの秘密です。。(笑)

元画像へ■H1B(2004/05/23加筆)
最近、KUROCCOが、マッハシリーズの中で2番目に惚れ込んでいるのが、このH1Bです。実は詳しいことは知らないのですが、KAをポイント点火にして、H2のフロント周りをぶち込むことでディスクブレーキ化したものではないかと思われます。(詳しい人は教えてください←教えてくれた人はまだいないが。。)

KAは前後メッキフェンダーだったのが、タンク、サイドカバーと同色になって、メーターがH2と同形状(ケーブル取り出し角度が違う模様)になって、バッフルもKAの三角バッフルとは違う形状になっていたような。。。

初めて見たときは、オレンジで、「なんか古くさい形のバイクを無理矢理時代に合わせた感じにしていてダッサー」とか思っていたのですが、だんだん格好良く見えてきて、いまでは、激カッコイイ!!!!!に変わってきております。

写真は福田さんのH1Bです。KAのバッフル入っていい音させてます♪

Last Update : 2004/03/23

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